ベトナム便り ホーチミンでの食事その2

現地の人が普段によく利用するレストランに行って食事する場合の対策。

筆者はベトナム語は話せないし読めない、当然、聞き取りもできない。

それでも次の対策をとることにより食事を一人ですることは可能だ。

普通のレストランのメニューは次のような感じ。

 

メニュー例その1 数字は値段ということはわかる。

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メニュー例その2 この場合は全くなんだかわからない。

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メニューを見ても全く分からない。数字が値段だろうという程度。

 

そこで、注文するには次の三つのうちのどれかの手を使う。

その1:現物、あるいは写真があれば、そこから選ぶ。

屋台の場合はメニューなどないのがふつうである。しかし、間違いなく現物がある。単に指させば良い。これで食べられる。メニューに写真がついている場合もまれにある。これも指させばよい。もっとも簡単である。

 

その2:既に食事をしている人がいる場合は、食事している人の料理を指さし

『this』といえばよい。これで間違いなく通じる。同じものを食べるのだ。

 

その3:現物もない、写真もない、食事をしている人もいないあるいは食べている人がいても自分が食べたい料理ではない場合、この場合は仕方がない。眼をつぶってメニューのどれかを指さす。たいていはメニューの一番最初に書いてあるところを指さす。

だいたいメニューの最初に書いてあるのは値段が一番安い料理に違いない。従い、多くの人が頼みやすい料理に違いない、と見当をつける。だいたい当たる。これで食べられる。ちなみにメニューその1の先頭に書いてあった料理を注文したら次の料理が出てきた。以外とおいしい。

 

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だいたいこの3つのどれかを使えば間違いなく一人でレストランに入って食事ができる。たまにとんでもない料理がでてくることがあるが、それは勉強と思えばよい。

2度目以降に行く場合に失敗しないようにすればよい。

 

最後のハードルは勘定の支払いである。

支払い時、『チェック』と言う。通じているかどうかは別にして、その場の雰囲気から勘定だということは店の人は間違いなくわかってくれる。

現地の人が普段に行く店は請求書などたいていは出てこない。値段はベトナム語で言ってくる。こちらは全く分からない。この場合は次のようになる。

 

ケース1:周りに英語がわかる人(客)がいる場合は英語で教えてくれる。助かる。

ケース2:そう人がいない場合は適当にちょっと多めの札を出す。現地の人が普段に行く店の場合、だいたいが2~3万ドン程度の値段(日本円では100円から150円程度)なので3万ドン程度を出すとおつりをくれる。不足の場合は札を見せると適当に抜いていってくれる。間違って多めに出しても悪さをされることはない。キチンとおつりをくれる。筆者はいままでだまされたという経験はしていない。観光地でない限り、ベトナム人は親切かつ誠実である。信じて大丈夫だ。日本の田舎の人と同じイメージ。あと、大事なことは親切にしてもらえるように笑顔を絶やさないことである。誠実な外人であることを演じる必要があります。円滑に食事し、支払いをするための最大の武器は笑顔です。

それではまた。

明日は今日より少しでも進歩しますように。