ベトナム便り いざ成田からホーチミンへ
いざホーチミンへ出発する。
海外に一人で行くのは不安という人も多数いると思うので、私の経験を書いて
おきます。少しでも参考になればと思います。
費用を安くするためにバンコク経由のチケットを購入しました。
今回のチケットは次の通りである。
成田 → バンコク → ホーチミン 旅行代理店の手数料も入れて約６万円。
片道料金でこの値段である。片道も往復もほとんど変わらないということを
今回初めて知った。
代理店を使わずインターネットで予約すればあと１万円程度は安くなるようですが今回は不慣れなこともあり、代理店（ＨＩＳ）にお願いしました。
上の写真はタイ BANGKOK SUVARNABHUMI INTL Airportの待合室から見た風景
とても広い空港ですが殺風景です。
出発にあたり、考えたリスクは次の３点です。
リスク１：荷物が紛失してしまうリスク
よくガイドブック等で荷物がどこかへ行ってしまうという話が載っています。今回はトランジットするので本当に最終目的地であるホーチミンにつくか心配しておりましたが無事つきました。最近は航空会社でも荷物の取り扱いマニュアルは徹底しているらしく、到着と同時に荷物を受け取れなかったとしても、紛失してしまうということは少ないようです。しかし、紛失した場合に備えて荷物の大きさ、金額的価値などを準備しておきました。使わなくてよかった。
リスク２：ベトナムに入国できないリスク
ビザを持っていても帰りのＥチケットをもっていないと入国不可となることがある、と聞いていました。ベトナムは入国係官の裁量次第でどうにでもなる国です、と聞いていなたのです。しかし、杞憂に終わり無事入国できました。
これに対する備えとして、ベトナム大使館のホームページのコピー（ホームページには往復切符をもっていないと入国させないなどと書いていない）および、アパートの契約書（ベトナムに住む予定であることを証明するため）を用意し、入国不可と言って来たらこれらの資料を提示し、クレームをつける予定でした。クレームを英語で言えるように準備をしておいたほうが良いとのアドバイスを受けましたが、日本語で怒りを表現したほうが良いかなと考え、特に英語を使うつもりもありませんでした。
リスク３：ホーチミン空港からタクシーでうまくホテルにいけないリスク
ガイドブックにはタクシーでぼられる話が載っています。特に空港での日本人はカモにされるということなので心配していました。この備えとして、少々高くなるようですが、税関をすぐに出たところにあるタクシーチケット売り場兼為替交換所でタクシーチケットを購入しました。ＤＵＸＴＯＮホテルまでで９ドルでした。
そこでチケットを購入し飛行場から出て１０番の場所へ行くと、そこに係員がいて、タクシーを手配してくれました。係員はタクシーナンバーを控えていたので安心感は高いです。運転手も若くて親切そうでした。これもうまくいきました。
ホーチミン空港の税関を出たところにあるタクシーチケット売り場で上記のようなタクシークーポンを買ってタクシーに乗ると安全です。
結局心配したリスクはすべて顕在化せずに無事目的地であるＤＵＸＴＯＮホテルに宿泊することができました。ただし、予想外であったことは次の２点です。
予想外１：荷物が７キロオーバし、18,800円の追加料金を徴収されてしまいました。
今回は本をたくさん詰め込んだのでそれが響いたようです。但し、別送品で送付した場合、４~５万円を覚悟しなければなりません。それに比べれば安いので良しとします。
予想外２：ホテル前が歩行者天国でタクシーは途中までしか行けない。
私が現地入りしたのは日曜日の夜です。日曜日の夜はホテルの前の通り（でっかいホーチミン像がある場所）は歩行者天国になり大変な人込みでした。
タクシーはホテル前まで行けず、降りざるを得なくなりました。重い荷物を２つひっぱりながら、人込みのなかをかき分けてホテルへ行くはめになってしまいました。高々１０分程度でしたが。タクシーの運転手は『ノーカー、ノーカー、ソーリー、ソーリー』というばかりで英語は全く通じません。でも人は好さそうでした。
不安は誰にでもあります。不安はリスクと考え、その対策を考えておけば不安は解消されていくと思います。やってみたいと思ったらリスク対策を考えて挑戦してみることが
大事と思います。
DUXTON HOTELすぐ近くにあるホーチミン像の前にたむろする高校生（？）
アオザイ姿が美しいので撮ってみた。
以上
