ベトナム便り 普段の食事
ホーチミンで生活している人たち、日本人も含む、普段の食事を紹介してみる。
日本人が出張で来た時あるいは、観光で来た時には多分、ほとんど食べることは無いと思う。普段の食事にかける値段は一食あたり15KVNDから40KVND程度が相場。私も普段はその値段で食べられる食事をしているので、それを紹介してみる。
ごはんものにはほぼすべてスープが付く。お椀に口をつけてスープを飲む習慣はベトナム人には無い。ほぼ全ての人がスプーンですくって飲む。
ごはんは基本的には皿に盛られてくる。日本みたいにお椀を左手にもち、右手にお箸を持って食べるという習慣はない。そもそもお皿に盛られているのでお箸では食べずらい。従い、皆さん、スプーンを利き手にもち、フォークをその反対の手でもち、両方の手を使って食べる。お箸は麺を食べる時しか使っていない。
食事はごはんの上におかずが載っている形で出てくる。日本みたいにおかずがそれぞれの小皿に分離されて出てくることはない。食事のとき使う食器はお皿一つにスプーン、フォークのみ、これが基本的なスタイルだ。
食べる時はおかずとごはんを混ぜて食べる。おかずが魚の煮つけみたいな場合もある。たっぷり小骨もついているが、それもごはんの上にのっかって出てくる。皆さん器用にスプーン、フォークを使って小骨を取りながら食べている。口に含んだ小骨は迷わず床にペッと捨てる。
このような食事をするレストランは屋台がそのまま固定した店になった感じ。ほとんどレシートなど出ない。多分、税金など納めていないだろう。レジもないし、記録もつけていないのでどれだけ販売したか誰も正確にはわからないはず。
こんなところで食事をしています。しかし、おいしいです。ガイドブックで紹介されている店に行くのももちろん楽しくおいしいですが、現地の人が普段食べている食堂にも入ってみて下さい。だまされることもないし、安く、おいしいです。それでは写真を5点ほど紹介してみます。値段は私が食べているお店のものです。
最初はおなじみのフォー 35KVND程度 香草を入れて食べるが私には道端に生えている雑草にしか見えないが。衛生面は少し気になる。但し、美味い。
これも麺であるが、うどんのような感じ。麺が太い。うずらの卵みないなものと魚が入っている。30KVND
朝食によく食べているバインミー 15~20KVND、パンにはさむ内容によって値段が少し異なる。バナナ、コーヒーは別。
ごはんの上に肉を甘辛く揚げたもの、および野菜炒めを載せた食事。店におかずが複数並べてあり、その中から選択してごはんの上に載せてもらう。25KVND、スープ付
これも上記とほぼ同じであるが、ごはんとおかずが分離されて一皿に盛られている。
40KVND スープ付き
では、また。明日が今日より進歩しますように。