コロナ禍での米国旅行 (1)日本出発前/米国入国
2021年8月27日記
2021年8月、コロナが蔓延している真っ最中に米国へ行ってきました。家族の都合で行かざるを得なかったのです。こんな時期に海外へ行くことなど止めたほうが良いに決まっていますが、私と同じように、やむを得なくいかざるを得ない人もいると思うので、その人たちのために、私が経験し学んだことを報告します。参考にして頂けると幸いです。
米国旅行:2021年8月8日から8月19日 11日間
(出発:日本から米国)
1-1.成田PCR検査
米国入国にはPCR検査で陰性であることの証明書が必要です。成田国際空港PCRセンターでPCR検査及び検査結果証明書を発行してくれます。
HPには最短2時間で証明書発行と記載されていますが、私の場合は9時30分予約で証明書の入手は13時でした。2時間で入手できると信用しているとフライトに遅れる可能性があります。少なくとも4時間程度は余裕をもって検査を受けたほうが良いです。
1-2.両替
私は25千円分をドルに換えましたが、実際に米国で使った現金は15千円分程度でした。(無理して使いました。)米国はほぼ全てクレジットで決済可能でした。できないのは路上での屋台販売くらいです。 従って、両替はホテルでのチップ代程度で十分です。ちなみにレストランでのチップもクレジットで支払い可能です。
1-3.NEW YORK STATE TRAVELER HEALTH FORM
以前はニューヨーク入国時にトラベルフォームを記入することを求められました。しかし、私が行った時期(2021年8月時点)はトラベルフォームは必要ありませんでした。
念のために記入してもっていきましたが・・
1-4 . 海外旅行保険
米国でもコロナが蔓延しています。米国で発症した場合、あるいはPCR検査陽性となり予定の時期に帰国できなくなった場合、治療費、宿泊費が莫大になる可能性大です。
眼科でちょっと検査しただけで300ドル請求されました。日本であれば1000円程度(保険適用後の料金)の料金が米国では3万円以上かかりました。
このような状況なので、海外旅行保険には入っておくことを強くお勧めします。
日本帰国時にPCR検査での陰性証明書が必要となります。この費用も300ドルから450ドル程度かかります。この費用も海外旅行保険でカバーできる場合があります。医者に相談してみてください。
1-5. ESTA
コロナとは関係ありませんが、米国入国にはESTAが必要となります。
1-6. たびレジ登録
訪問する米国の州によっては日本帰国時に3日間隔離される場合があります。
どの州に滞在したら隔離されるのかは外務省海外安全ホームページで確認できます。
私の場合はワシントン州に滞在したので帰国後3日間隔離されました。
自分が訪問する州が隔離対象となるのかどうかを上記ホームページで確認し、旅程を組むことが必要です。
海外旅行先の安全情報を提供してくれる外務省のアプリ「たびレジ」に登録すると、LINEで最新情報を得ることができます。日本出国前に「たびレジ」に登録しておくことをお勧めします。
1-7. スマホ
米国でもスマホがないと生活ができない、といっても良いと思います。Uberを使う、ホテル/フライトの予約及びその確認、場所確認等々に活躍してくれます。
さて、日本国内で使っているスマホをもっていく場合は海外対応のWI-FIレンタルを使うのが一般的のようですが、プリペイドSIMを使うことをお勧めします。
コストパフォーマンスに優れています。今回11日間でしたので『12日間高速データ無制限使い放題』というプリペイドSIMを使いました。12日間で2980円です。
他のWi-Fiレンタルであれば1万円から1万7千円程度かかるはずです。
電話番号もアサインされますので、通常の電話を追加料金なしに使うことができます。但し、米国内だけの使用となります。私はiPphone8で使いました。全く問題なく使えました。
1-8. ワクチンパスポート
米国入国に新型コロナワクチン接種証明書は不要ですが、ワクチンパスポートはもっていった方が良いです。これは紙とともにスマホに登録しておくと便利です。レストラン等ではスマホに格納した接種証明書を提示することでOKしてくれます。
ニューヨーク市は特定の屋内活動についてワクチン接種を義務化する措置を8月17日から開始しました。9月13日から義務化します。ワクチン接種証明書がないとレストランで食事もできなくなります。私の場合、朝食をホテルのレストランで摂ったのですが(朝食込み料金となっていたことによる)、そのレストランに入るのにも接種証明書提示を求められました。提示できない人はなんと食事できない!
以上
少しでもお役にたてば幸いです。
それではまた。今日より明日のほうが進歩しますように。