コロナ禍での米国旅行 (2)日本入国/帰国

                               2021年8月27日記

今回の記事は米国から日本入国時に必要となることを書きます。

必要となる書類等は厚生労働省の次のホームページで確認できます。

www.mhlw.go.jp

ここでは、上記について実際にどのように運用されているのか、あるいは注意点について書いていきます。参考にして下さい。

 

2-1. 検査証明書

日本政府は所定の検査方法で、所定の書式で、かつ書面で提示することを求めています。日本政府の要求事項に手慣れている米国の検査機関あるいは医院で検査証明書を入手することが必要です。

入手した検査証明書をスマホに入れている人もいますが、これを日本政府は受け入れていません。紙に印刷したものを提示することを求めています。搭乗前に検査証明書を印刷して持参しておくことが必要です。搭乗時に『検査証明書を紙でもっているか?』と確認されました。

 私はUNITED航空(ANAコードシェア便)を利用しました。搭乗日が近づいてくるとUNITED航空からメールで検査証明書をアップロードすることを指示されます。

必ずアップロードが正常終了していることを確認して下さい。

 

www.mhlw.go.jp

 

尚、米国のPCR検査証明書を得るために米国の病院を予約する代行サービスが日本にもありますので、現地事情に不安があるのであればこれを利用するのも手と思います。

但し、代行手数料は1万円以上と高額です。

ニューヨークの場合は日本語が通じる病院が多数存在し、日本語で予約も取れますので、代行サービスは不要で、現地で自力で予約できると思います。

私は次の病院で検査証明書を取得しました。

http://www.anshinmedical.com/

上記クリニックはマンハッタン地区にあり、受付は日本人、医者は日本語が分かる中国系米国人でした。 

 

2-2. 質問票 Quarantine Questionnaire

搭乗前に質問票に回答しておき、チェックイン時に質問票に回答済であることを証明して見せることが必要です。

本来、質問票は日本に入国してから回答することで良いはずなのですが、米国側空港スタッフは搭乗時にチェックすることを指示されている模様です。

私は回答入力していなかったので、チェックイン場所でスマホから質問票に回答入力されられ、それだけで20分程度を要しました。

質問票の全てに回答すると最後にQRコードが表示されます。そのスクリーンショットを撮っておき、それを空港スタッフに見せる必要があります。

www.mhlw.go.jp

 

尚、UNITED航空のチェックインは下に示すようなCheck-Inマシンで行います。

日本語表示も可能です。

f:id:runrunalways:20210826143325j:plain

 

2-3.誓約書、スマホアプリの登録

日本入国時に誓約書の提出、スマホにMySOS及びCOCOAの各アプリを登録することを求められます。

誓約書は搭乗した機内で配布されます。

スマホアプリは事前にインストールすることも可能ですが、最新バージョンでなかったりする場合があるので日本到着後、日本の空港内でインストールした方が無難です。

誓約書もスマホアプリも日本到着後の対応で十分です。日本の空港内で担当者が詳しく指導してくれます。

 

2-4.隔離

米国を訪問する州によっては日本帰国後3日間の隔離を求められます。

どの州を訪れると隔離されるのかは次の外務省ホームページで確認できます。

www.anzen.mofa.go.jp

上記ホームページのなかで水際対策措置という文書を参照してみてください。

隔離対象となる州が記載されています。

私はワシントン州に滞在していたので、3日間の隔離をさせられました。

どの州が対象となるかはその州の感染状況によって変わってくるようなので、最新の情報を得る必要があります。そのために、前の記事で書いた通り、「たびレジ」に事前に登録しておくことを勧めます。

 

私の場合の隔離は両国のアパホテルでした。

通関完了後バスで成田から両国のアパホテルに連れていかれ、そこで3日間隔離されました。隔離されたら部屋の外には一切でられません。3日目にPCR検査で陰性となったので、また成田空港にもどされそこで解放されました。

部屋代、食事代は請求されませんでした。洗濯を依頼することが可能かどうかは不明です。隔離されるかどうかは事前に分かると思うので、その場合、着替えは大目に持っていくのが良いと思います。

 

www.apahotel.com

 

以上

少しでもお役に立てば幸いです。

 それではまた。今日より明日のほうが進歩しますように。