ベトナム便り 高島屋へ行ってきた

2016年7月29日(土)に高島屋ホーチミン市に開店した。私はデパートへ行くことなんて大嫌いだが、ここはホーチミン、日本人としては日本のデパートが出店するのに、ここは行かなくてはなるまいと思い、早速、8月6日の土曜日に行ってきた。デパート嫌いの私がレポートしてみる。

 

場所は1区のドンコイ通りに近い中心街である。サイゴンセンターというビルの地下2階、地上5階を占めている。5階から地下2階まで上から順番にすべての階を訪問してみた。

男物、女物の高級そうな洋服売り場、あるいは高級かばん売り場は比較的閑散とした感じ。それ以外の、家庭用品売り場、子供用品、スポーツ用品、喫茶店、食事処等は

大変な賑わいであった。

 

スポーツ用品売り場が充実していたのが以外であり、そしてうれしいことであった。アデイダス、ナイキ等のメーカーがひととおり出店していたように思う。ミズノは残念ながら見つけられなかった。それぞれの売り場にはランシューズがたくさん並べてあって、私にはとてもうれしかった。それなりの製品の価格は2MVND程度以上であり、日本の価格とほぼ同じように感じる。これだけランニング製品を並べるということはホーチミンのランニンング人口も増えているに違いない。これからベトナムでもマラソン大会が増えてくるかもしれない。そんな期待を抱かせる商品の充実ぶりと賑わいでありました。

化粧品売り場が1階および地下1階にあり、ともに女性たちで賑わっている。高島屋の帰りに、近くにあるパークソンデパートにも寄ってみた。こちらの化粧品売り場は客よりも店員の方が多かった。店員が一生懸命鏡を見ながら口紅を塗ったりしている。ホーチミンの女性たちは全て高島屋へ向かってしまったか。

地下の一番下(地下2階)は食品売り場となっており、これは日本のデパートと同じ構造。私の期待した日本の弁当は売っていなかったが、日本の菓子売り場が充実している。大福、私にはよくわからない高級そうな菓子がたくさんあり、よく売れていた。他には、回転すし屋等のレストランがある。私が行ったのは昼頃であったせいもあるかもしれないが、回転すし屋を含めてレストランも大変な賑わいであった。他にも寿司をパックにして売る店もあり、こちらも大変な人だかりであった。

レストランの店員は『いらっしゃいませ』と日本語で呼び込みをしていた。客が日本人かベトナム人かあるいは中国人かはわからないが、日本語で挨拶することが教育されているようだ。

開店当初ということもあるのか、まだ準備段階の店が数か所あり、準備の苦労が感じられる。但し、たくさんの客が入っていてまずは出だし順調といった感じ。ますます発展してもらいたいものだ。

 

 では、また。明日が今日より進歩しますように。

                                2016年8月7日記