インターバル走のすすめ
2016年(平成28年)1月28日(水)日本経済新聞社記事から。
いつもゆっくり楽しく走っているだけではマラソンの記録は頭打ちになる。
もっと記録を伸ばしたいなら『強度』『負荷』を重んじたトレーニングが近道である。
半田祐之介コーチ(Tsukuba Strides Running Club)は次の通り力説する。
『距離、時間ではなく強度、速度に重きを置いた練習に取り組んでほしい。
それは「能力を上回る負荷を掛けたトレーニングをしないと能力は向上しない」という
過負荷の原理に基づいている。』という。
記事で紹介しているトレーニング手順は次の通り。
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1)ができるようになったら2)へ、2)ができたら3)へという手順を踏む。
1)ウインドスプリント (30秒の疾走+1分間のジョグ)×5本
2)ウインドスプリント
(30秒の疾走+1分間のジョグ)× 5本 あるいは
(1分間の疾走+1分間のジョグ)× 5本
ここまでを週に1回、もしくは3日に1度こなす。これを1か月程度続ける。
これができてきたら本格的なインターバル走に移行する。
3)インターバル走 400メートル × 5本
速度は全力走より10~15秒落とした程度、間隔は90秒以内のジョグ
4)インターバル走 400メートル × 12本
本数はMax12本程度まで。本数を増やすより疾走速度を上げる方がよい。
5)インターバル走 1キロ × 5本
これができると上級者レベル
3)~5)のインターバル走は特に指定はしていなかったが週1回程度と思われる。
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毎週の練習としては
上記のインターバル走ができるようになったら、インターバル走以外の日のジョグの
強度も上げてほしいと半田コーチは話す。
心拍数毎分120~130では強度が弱すぎる。普段のジョグでも最低140になる強度が望ましい、とのこと。
先に紹介した福澤潔氏の説とは反対の教えですが、一般的にはこちらの方が有力と思います。記録が伸び悩んでいるという方、上記を参考に練習に取り組み、記録更新を目指してみては如何でしょうか。